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日本映画業界初の借金完済リベンジ!「フラガール」のシネカノン

報道によると、  「月はどっちに出ている」「のど自慢」「フラガール」などのヒット映画を送り出しながら、2010年1月に総額47億円の負債を抱えて破綻した「シネカノン」(李鳳宇・代表取締役)について、東京地裁は民事再生終了を決め、清算することが分かった。

いわば借金の完済によるリベンジで、日本の映画業界では初めてのケースだ。

 「夜逃げか開き直りが当たり前、倒産させて別会社を作って債権者から逃げるのが普通の業界なのに」と驚くのは映画評論家の安保有希子氏。

 シネカノンは、1989年に設立後、数多くの話題・ヒット作を生み出し、東京の渋谷と有楽町、それに神戸などで直営映画館を構え、ミニシアターブームを支えた風雲児だった。2000年に配給した韓国映画「シュリ」が興行収入18億5000万円と大ヒット、韓流ブームの先鞭をつけた。ところが、勢い余ってか、失速した。

 「日韓の映画文化の架け橋になると意気込んで05年にソウルに日本映画館を開設したが、入居先のビルの持ち主に立ち退きを迫られて破産。さらに、日本映画界で初のファンド、シネマ信託で注目を集めたが、提携先の企業が行政処分を受けたことなどで成り立たなくなった」(独立系の邦画製作プロデューサー)。

 映画館を手放すなどリストラを進めたが焼け石に水で、民事再生を選ぶことになった。

 シネカノンの手掛けた約70作品の権利は「ジェイ・シネカノン」が引き継ぎ、ジェイ社がスポンサー企業として民事再生を主導。李氏は袂を分かち、別に映画会社「SUMOMO」を興して「EDEN」など新作を送り出してきた。そして今回、ジェイ社が総額1億5000万円を拠出して弁済を完了し、3月21日付で民事再生終了が決まった。

 映画ビジネスに詳しい安保氏は「原作モノではないオリジナル作品で質の高い映画を送り出してきた李氏の才能に、部下の面倒をきちんと見てきた誠実さがあって、友人や仲間が支援してくれた」と解説する。

 東日本大震災では福島県いわき市のフラガールたちのドラマが話題となり、ジェイ社では「フラガール2」の製作に言及したこともある。具体的な動きが期待されている。

 一方、SUMOMO社では今月27日に東京・虎ノ門で移動型映画館を開設。さまざまな映画イベントが予定されている。泣いて笑える質の高い娯楽映画の復活が待たれる。

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