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消費者金融:各社大幅赤字に 過払い利息の返還請求増加で

報道によると、消費者金融大手の11年3月期連結決算が大幅な赤字となる

。武富士の経営破綻をきっかけに顧客が過去に払い過ぎた利息の返還請求が増加、引当金を積み増すためアコムは2000億円強、プロミスは900億円台の最終(当期)赤字となる見通しだ。

 利息返還に関連する引当金は、10年12月末時点でアコム1820億円、プロミス2054億円、アイフル2381億円。返還請求は減少傾向だったが、昨年9月に武富士が破綻し、テレビコマーシャルなどで未請求者へ届け出を呼びかけたことがきっかけで増加に転じた。武富士への請求期限となった2月には、一部顧客が重なるアコム、プロミス、アイフルへの請求が計約4万7000件と過去最多になった。

 このため、各社は当面、高水準の請求が続くと判断、アコムは1000億円以上、プロミスも数百億円の引当金を積み増すとみられる。アコムに約4割出資する三菱UFJフィナンシャル・グループと、プロミスに約2割出資する三井住友フィナンシャルグループにとっても減益要因になる。ただ、両行は「資本は足りている」として、現時点での資本支援は見送る方向だ。

 アコムとプロミスは今回の引き当てで過払い金問題にケリをつけたい考えだ。しかし、金利引き下げなどの規制強化で経営環境は厳しく、反転攻勢に転じられるかが課題となる。

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