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“帝王”健在 「私は無罪でございます」 SFCG元会長公判

報道によると、「私は無罪でございます」。よどみない口調で全面無罪を主張した大島健伸被告は、独創的なアイデアとカリスマ性でSFCGを業界大手に育て上げ、商工ローン界の“帝王”とも呼ばれた。

27日の初公判でも、時折、笑みさえ浮かべて健在ぶりをアピールしたが、約5500億円という巨額の負債を前に、高額な金利を支払い続けた多くの債務者は、過払い金返還の見通しすら立っていない。

 「一刻も早く、大切な資金を返してほしい」。怒りをにじませるのは、30代の自営業男性だ。男性は約5年前、知人に「すぐ融資をしてくれるところがある」とSFCGを紹介された。

 会社を訪れた担当者は、「担保も保証人もいりません。明日には100万円用意できます」と説明。外注業者への支払期限が翌日に迫っていた男性にとっては、まさに渡りに船だった。「大手金融機関では考えられない早さで、金利の高さを考える余裕はなかった」と男性は振り返る。

 その後も、「保証人を立てれば追加融資ができる」と担当者に促され、200万円、400万円と借り入れを重ねていった。保証人になってくれた伯父の会社と自宅も、担保に入れた。
利息分だけは欠かさず返済したが、約2年前、突然、一括返済を求められる。督促の電話や手紙が連日続き、「もう会社はダメだ。伯父にも迷惑をかける」と頭が真っ白になった。結局、SFCGは直後の平成21年2月に破綻(はたん)。しかし今度は、債権を譲渡された日本振興銀行(経営破綻)からの督促に追い立てられる日々となった。

 たまりかねて弁護士に相談したところ、約200万円もの過払い金が発生していたことが判明した。男性は訴訟を起こしているが、返還のめどは立っていない。さらに、係争中は「延滞」扱いとなり、他の金融機関から借り入れができない状況という。

 「適正な価格による譲渡でございます」「不実の登記は行っておりません」と起訴内容を次々と否認した大島被告から、債務者への言葉はなかった。男性は、「大島被告は資産を隠しているともいわれており、少しでもそこから返済してほしい」と力を込めた。

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