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東京NEWS2010<1>SFCG資産隠し事件 債権者、収まらぬ怒り

報道によると、 「過払いした六百万円は、返ってこないと諦めた。あんな会社から借りるんじゃなかった。大島被告が逮捕された今も怒りは収まらない」

 SFCGの債権者集会を取材中に知り合った男性(59)は今月、電話口で声を震わせた。

 

警視庁捜査二課による元社長大島健伸被告(62)の逮捕劇は小雨降る六月十六日朝。渋谷区松濤の豪邸には報道陣が待ち構えた。

 逮捕前、関連会社の幹部は「資産隠しは大島さんの陣頭指揮。早く逮捕されてほしい」と打ち明けた。移した資産は二千六百七十億円(簿価)に上り、管財人は「上場企業の経営者にあるまじき違法行為」と非難した。

 大財閥ロスチャイルドにあこがれ、米経済誌で世界長者番付にランクインするほどの資産を築いた大島被告。周辺取材のため、大阪から移り住んだ被告の父が商売を始めたとされる上野・アメ横を歩き、同級生やSFCG元社員らを訪ねた。

 「将来は金貸しになる」「三井、三菱に負けないコンツェルンをつくる」と公言した被告の、金と成功に対する強い執着を感じた。

 捜査二課は大島被告の逮捕五日前、SFCGとの取引などに関するメールを削除し、金融庁の検査を妨害したとして銀行法違反容疑で日本振興銀行(経営破綻)を捜索。金融界を揺るがした二つの事件は水面下で絡み合いながら動き、同課は七月十四日、振興銀元会長木村剛被告(48)も逮捕するに至った。

 破産手続きが続くSFCG。十一月現在、個人、金融機関などの確定債権総額は約三千三十億円。これに対し、配当原資となる資産は依然約百七十五億円にとどまっている。管財人側は「配当時期、金額の見通しはたっていない」と話す。

 松濤の豪邸や海外資産は親族会社名義だが、債権者や弁護団は「親族会社に移した隠し資産を追及し、債権者への弁済に充ててほしい」と訴えている。

 大島被告は裁判で何を語るのだろうか。初公判は来年一月二十七日の予定だ。

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