債務整理ナビトップ > 過払い関連ニュース > 振興銀預金、1千万円超分は25%仮払い 預金保険機構

振興銀預金、1千万円超分は25%仮払い 預金保険機構

報道によると、9月に経営破綻(はたん)した日本振興銀行を管理する預金保険機構は7日、元本1千万円を超える預金を持つ人に対し、1千万円を超える部分の元本とその利息を合わせた額の25%を「仮払い」する、と発表した。

最終的な払戻額は来年9月ごろに確定するが、仮払いからの上積みはさほど見込めず、高額の預金が大幅カットされることがほぼ決まった。

 経営破綻した銀行の預金はこれまで、全額保護されてきた。だが、振興銀は「ペイオフ」が初めて適用されたため、預金者1人につき預金の元本1千万円とその利息分しか保護されない。

 1千万円を超える元本とその利息分の払戻額は、振興銀が持つ資産の価値の大きさで決まる。最終的な払戻額が確定するのは、振興銀の破綻処理手続きが終わる来年9月ごろになる。このため、預金保険機構は早めに払い戻しを希望する預金者に、まず「概算」で仮払いする。

 その仮払いの水準がようやく決まった。例えば、1千万円を超える部分が計505万円の人は、仮払額が約126万円になる。最終的な払戻額が仮払額を上回れば、差額を追加で受け取れる。仮払額より少ない場合は、受け取った分を返す必要はない。

 預金保険機構は13日、元本1千万円を超える預金者への通知を始め、希望者に1週間程度で指定口座に振り込む。

 記者会見した預金保険機構の田辺昌徳理事長は、仮払いの比率を25%にした理由を「融資先の査定が十分行われないなどしたため、資産の評価額がより厳しくなった」と説明。商工ローンSFCGから買い取った債権の過払い利息の返還も理由に挙げた。振興銀の資産2200億円に対し、負債が8900億円と査定した。仮払いの比率は、過去に破綻した金融機関で資産が預金者の手元に戻ってくる割合としてワースト3位に入ると指摘。「振興銀の経営体制に問題があった」とした。
 
 資産の最終的な評価によって、最終的な払戻額が仮払額を上回る可能性もある。だが、田辺氏は「(仮払いの比率を決めるのに)できるだけ正確に先々を見通したつもりだ」と述べ、大幅な上積みは難しいとの見方を示した。

 預金保険機構によると、振興銀が民事再生法の適用を申請して破綻した9月10日時点の預金者は約12万人だった。このうち、11月26日時点で1千万円超の預金を持つ人は3403人で、計107億円。

 預金保険機構は今後、振興銀の「再生」に向け、事業を引き継ぐ「受け皿」となる企業の選定を本格化させる。優良な資産はいったん、預金保険機構がつくる「第二日本承継銀行」(ブリッジバンク)に移し、2012年秋までに売却先を決める方針。売却先には、ブリッジバンクに移る行員を含む事業全体の譲渡を目指す。

タグ:


ひとつ前のニュースは「武富士破綻・消費者問題110番街頭活動」です。

次のニュースは「利息返還の届け出 武富士、130万人に手紙で通知 」です。

1.「過払いナビ」で弁護士相談する
返還手続きスケジュール
1.「過払いナビ」で相談する
2.弁護士・司法書士に依頼する
3.債権者に受任通知を送る
4.取引明細の開示請求
5.引き直し計算
6.過払い金の請求
7.和解(契約)書の締結