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過払い金戻らないの 武富士破綻

報道によると、  経営破綻(はたん)した消費者金融大手「武富士」の会社更生手続きが始まり、利息を払い過ぎた県内の借り手の間でも返還される過払い金が大幅カットされることへの衝撃が広がっている。弁護士や司法書士らでつくる「沖縄クレジット・サラ金被害をなくす会」が6、7日に開いた特別相談会には47人から直接面談や電話で相談があり、不安と怒りの声が渦巻いた。

同会は多数の過払い債権者が潜在化しているとみて、引き続き相談を受け付ける。

 「当然、戻ってくると安心していたのに」。武富士の経営破綻を知った県内の主婦(57)は頭を抱えた。

 過払い金を取り戻す訴訟を起こし、ことし6月に75万円の返還で和解にこぎ着けた。その支払い期限が10日後に迫った9月28日、武富士が東京地裁へ会社更生法の適用を申請、当てにしていた資金は1円も手にできないままだ。

 30代前半、国家公務員だった一つ年上の夫が病気で急死。夫の生命保険金が3千万円あったが親族のアパート建築費用などに消え、大学や専門学校に進んだ娘2人の学費のほか、生活費や交際費を工面するため、頻繁に消費者金融を利用した。「返済のための借り入れ」に追われ、金融機関9社と社会福祉協議会への借金残高は現在、計約330万円。武富士からは25年で総額1650万円余りを借り入れて過払いがかさんでいたことから、返ってくる75万円を他社への返済にあてる予定だった。

 だが、法的処理に伴い、過払い金返還額の大幅削減が避けられない状況に。同会によると、昨年に会社更生法の適用を申請した商工ローン大手のロプロ(旧日栄)が本来の額から97%もカットされており、武富士の場合も同じような率で減額される恐れがある。

 女性は糖尿病やヘルニアの持病があるが、医療費をひねり出す余裕もない。「武富士の創業者一族に人の心があるなら、もうけるだけもうけた分を私たちに返してほしい」

 武富士特別相談会には、5、6社と取引がある多重債務者や、身体障がい者の妻と暮らしながら年金から借金を返す80代男性らの相談が寄せられ、過払いの可能性が高いケースも含まれていたという。安里長従(ながつぐ)司法書士は「あきらめや情報不足で支援の窓口にたどりつけず、問題を深刻化させる人もいる。過去に武富士と一回でも取引があれば、まずは相談を」と話す。

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