金融庁、過払い利息返還請求履歴を、信用情報から削除方針
報道によれば、金融庁は14日、貸金業者が貸し出しの判断基準として使用している信用情報から、借り手が「過払い利息」を返還請求した履歴を削除させる方針を明らかにした。
貸金業者系の「日本信用情報機構(JICC)」の場合、過払い利息返還請求の情報を119万4000人分登録(09年9月末現在)。貸金業者が新規融資の際、判断材料として使っている。消費者団体や弁護士からは削除を求める声が強まっていた。
貸金業界は正確な与信判断ができないと反発しているが、金融庁は返還請求の有無は信用情報にはあたらないとして、JICCに履歴の登録、提供の停止をさせることを決めた。
金融庁は今年6月に全面施行される改正貸金業法で、貸金業者に対し、金融庁が新たに指定する「指定信用情報機関」に、借り手の債務状況などの登録を義務づけるが、過払い利息の返還請求の履歴は登録させない方針だ。JICCも、信用情報機関としての指定を申請している。ただ、履歴の削除で過払い利息返還請求が急増する可能性があるため、貸金業者からは「経営が圧迫される」との声が上がっている。
タグ:
ひとつ前のニュースは「三菱UFJ:今第3四半期、純損益2170億円の黒字に転換、法人貸出増加やアコムの連結が影響、前年の420億円赤字から回復」です。
次のニュースは「消費者金融の利用者のうち約半数が総量規制に該当」です。


