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消費者金融の倒産が過去最多、08年度は85%の企業が減収に、さらなる市場縮小が懸念される=帝国データバンク

帝国データバンク(東京都)が行った消費者金融・事業者金融の経営実態調査によると、2008年度決算は85%の消費者金融企業が減収となり、さらなる市場縮小が懸念されていることがわかった。

2009年は、2月にSFCG、11月にロプロと、事業者金融大手2社が倒産。消費者金融大手のアイフルも9月、事業再生ADRを申請し私的整理入りするなど、業界大手の苦境が際立つ1年となった。貸付金利息収入の減少や、相次ぐ過払金返還請求で業績悪化が目立つなか、2010年6月の改正貸金業法の完全施行を控え、さらなる市場縮小が懸念される。

帝国データバンクでは、2009年11月末時点の企業概要データベース「COSMOS2」から、2008年度(2008年4月期〜2009年3月期)の営業収益が判明した消費者金融・事業者金融90社<3億円以上>を対象に(一部推定値含む)、営業収益総額の推移、営業収益・前期比較、損益状況、上場7社の直近連結業績、倒産動向を分析した。

主要90社の2008年度の営業収益総額は、1兆4412億1700万円。前年度を22.3%(4146億1400万円)下回り、2期連続2ケタの前年度比減少。直近2年間で33.7%(7319億9000万円)の大幅減少となった。主な要因は、上限金利の早期引き下げや審査基準の厳格化に伴う貸付金利息収入の大幅減少。このうち、2008年度の営業収益上位20社すべてが前年度を下回るなど、業績悪化が目立った。

2008年度の営業収益(単体)1位は、三菱UFJグループのアコムで2621億2000万円。2位は、三井住友銀行グループのプロミスで2430億5800万円。3位は、独立系の武富士で1854億4300万円。4位は、2009年9月に事業再生ADR手続きを申請したアイフルで1772億1600万円。5位は、新生銀行グループの新生フィナンシャルで1771億2700億円(年換算値)だった。

また、主要90社のうち2008年度の当期純損益が判明した72社をみると、「黒字」41社(構成比56.9%)に対し、「赤字」は31社(同43.1%)となった。依然として黒字企業が赤字企業を上回っているものの、年々その差は小さくなっており、赤字企業数の増加が顕著となってきた。

また、倒産は11月までで23件発生し、すでに2005年の23件に並び、過去5年で最多となった。

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