アイフルの水準も下回る、武富士が貸し付けほとんど停止
報道によると、消費者金融の武富士が11月以降、過払い利息の返還や信用力の低下などで資金繰りが悪化したため、顧客に対する貸し付けをほとんど停止していることがわかった。
武富士の11月の営業貸し付け(新規と追加の合計)は約15億円とのことで、11月に急減した。
当面この水準を保つ計画を立てている模様だ。
武富士はかつては業界首位で、最盛期には約880億円を貸していた月もあった。
貸し付けを抑えれば収益減や顧客離れを招くが、手元資金が温存され、当面の資金繰りにはプラスになる。
9月に私的整理に入ったアイフルの10月は35億円だったが、武富士はこの水準も下回った。
消費者金融業界は、利息制限法の上限を超える「グレーゾーン金利」で取っていた過払い利息の返還に加え、規制強化、金融危機で経営が悪化。独立系の武富士、アイフルは信用力で劣るため厳しい状況だ。
来年6月までに完全施行される改正貸金業法では、「総量規制」が始まる。このため、業界全体でも、消費者向け無担保貸付残高は前年同月比15%程度のペースで毎月減り続けている。
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